我々の7つの文化Elephantech Way

我々のミッションと
カルチャー

人類の文明発展は、地球の全ての資源を食い尽くそうとしています。これまで「慈善活動」扱いであった環境負荷削減は喫緊の課題となり、このままでは何世代かあと、技術はあってもモノが作れない、人が生きていけない世界が来ることは確実です。

そんな中、エレファンテックは、「新しいものづくりの力で、持続可能な世界を作る」というミッションを掲げ、これまでより遥かに小さな環境負荷、少ない労力でモノが作れる技術を開発し、世界をよくしていくために存在しています。

もちろん、誰も開発したことがない新しい技術を開発し、既存技術を置き換え、世界に広めることは容易ではありません。多くの失敗を乗り越え、技術だけではなく我々の組織自身を強くしていかなければなりません。そのために、カルチャーが重要な役割を果たすと考えています。

なぜカルチャーが重要なのか

我々はCulture-based Management(カルチャーに基づいた組織運営)を目標としています。ルールで縛るのではなく、全員が共通のカルチャーを持ち、全員が各自の信条と判断に基づいて判断し行動することを理想としています。エレファンテックのマネージャーの仕事はタスクのマイクロマネジメントをすることではなく、カルチャーを浸透させることであり、チーム一人ひとりが正しい判断をできるよう成長させることだと考えています。

結局のところ、最も重要なのは成果であり、カルチャーは全て、成果を最大化するためにあります。我々にとってカルチャーの実現は社会正義や理念ではなくより実質的なものであり、業務のついでにやるものではなく、業務の一つとして同列で優先されるべきものと位置づけています。

特に製造業である我々は、ひとたびカルチャーが崩壊すると、組織の分断や硬直化、ひいては不具合隠しなど、破滅的な結果が起きやすい環境にあります。

そのため我々は、一つのカルチャーが貫かれた組織を作ることが、強い組織を作り、ひいては世界に最大のインパクトをもたらすためにも重要だと信じており、我々のカルチャーを明文化した、“Elephantech Way”を定めました。

1Fail Fast早く失敗しよう

  • 失敗ゼロを目指さない。失敗しながらも進んでいくチームを作る。
  • リスクを直視し、考えてリスクを取る。リスクを言語化するのを怖がらない。
  • 自分の失敗を認める。自分の弱さを認める。自分を大きく見せようとしない。
  • 仲間の失敗を称える。仲間が決断して失敗しても責めない。
  • 失敗から学ぶ。うやむやにせず、うまくいかなかったことを見つけて学ぶ。

2Speak Up声を上げよう

  • 仲間と違う意見を出すことを恐れない。
  • 自分と違う意見を歓迎する。違う意見を言いやすい環境を作る。
  • 相手が誰でも同じように意見する。意見しづらいと感じる仲間にこそ、意見する。

3Be Transparent高い透明性を作ろう

  • 可能な限り全ての情報を公開する。情報格差を防ぐため積極的に情報公開する。
  • 結果だけではなく過程も共有する。過程を共有できない意思決定をしない。
  • 常に言語化する。場の雰囲気で意思決定せず、考えを言語化して共有する。

4Show Your Respectリスペクトを表そう

  • 反対意見を言うときにも、常にリスペクトをもって行う。相手を貶めるものではないことを明示する。
  • 常に性善説であろうとする。相手を疑ってかからない。
  • 仲間を尊敬することで仲間からも尊敬される。自分の強さを見せつけて尊敬を集めない。

5Enjoy Solving Problems楽しんで問題を解決しよう

  • 恐怖ではなく楽しさで、減点法ではなく加点法で仲間のモチベーションを上げる。
  • 真に価値のある仕事に取り組んでいることを言語化し、自分と仲間を勇気付ける。
  • うまくいかない時にこそ前向きでいる。良い点を見つけ、道を拓く。

6Feedback To Growフィードバックを通じて成長しよう

  • 上手に仲間にフィードバックをする。仲間を成長させ、お互いに高みを目指す。
  • 上手にフィードバックを受ける。フィードバックを受けやすくし、さらに成長する。
  • 自らのプライドを抑え込み、無くしていく。仲間のプライドは尊重する。

7Best For The Company会社にとってのベストを探そう

  • 常に自分の判断に自己のためのバイアスがかかっていないか迷い続ける。会社のためのベストを追求しようとする。
  • それがベストだと思えば、躊躇なく行動する。現状維持を選ばない。サンクコストに支配されない。
  • 職責に縛られず全体最適を目指す。時には自らの職責に反する発言も恐れずに行う。