IJ装置材料事業本部 Interview
「夢の技術」を量産へ。 仮説と検証を重ね、製造の壁を越えていく開発の現場。
2022年入社
IJ装置材料事業本部 試作部
M.Nさん
埼玉県出身。めっき専業の会社にて研究開発、分析業務に従事。技術派遣として電子機器部品の製造などに携わり、2022年に入社。現在は、IJ装置材料事業本部にて基板メーカーとの試作開発に従事。
2022年入社
IJ装置材料事業本部 材料開発部
M.Kさん
福島県出身。貴金属の総合メーカーにて製造・工程改善、センサー開発、粒子ペーストの開発などに従事。2022年に入社。現在は、IJ装置材料事業本部にてインクなどの材料開発に従事。
「夢の技術」に取り組むという大きなチャレンジ
(Nさん)2022年夏から正社員として働いています。前職の頃から、従来の製造法(サブトラクティブ法)における環境負荷の大きさは課題として認識していました。技術検証の過程で本当にこの技術で良いのか、これで世の役に立つのかと考えていた時に、エレファンテックの技術について知りました。まさに「夢のような方法」ともいうべき技術で「これが世の中に出せたらどんなに良いだろう」と思っていました。私は以前、めっき専業の会社に勤めていましたので、めっきを基本とした基礎知識はそこで得ていたこと、また実験に関する知識経験があることから、エレファンテックへの入社につながりました。
(Kさん)入社は2022年1月です。元々、プリンテッドエレクトロニクス分野での技術開発を前職で行っていたので、引き続きその分野で挑戦したいと思っていました。また、大学院の頃からメタネーション(CO2からメタンを作る技術)の研究を行っており、環境技術とプリンテッドエレクトロニクスを掛け合わせたエレファンテックの技術や製法に強く惹かれました。仕事に関して個人的にはチャレンジしてみたいという気持ちもあったタイミングでした。
(Nさん)入社してからはフレキ基板製造のプロセス開発、印刷工程やめっき工程の確立を行うことをメインに業務してきました。今は様々な基板メーカーとの取り組みを進める中で、試作開発と製造スケジュールを管理する業務に従事しております。
(Kさん)入社当初はプロセス開発に携わっていました。現在はIJ装置材料事業本部で新しいインクの技術開発に携わっています。
オープンなコミュニケーションと、技術者の高い意識
(Nさん)コミュニケーションに関して言うと、前職はとても閉鎖的な職場でしたが、エレファンテックは役職が上の人であっても話しやすいオープンな環境です。オープンな職場と標榜していて入ってみたら実際には違った、という話もよく聞きますが、エレファンテックは全くそんなことはありません。技術的な意見をお互いに発し、またそれが通りやすい環境にあります。技術的に追いついていない、回答が難しい質問もよくされますが、そこをどう解決していくか含めて常に自分自身が学ぶ環境でもあります。
(Kさん)エレファンテックでの開発は、自分で考え、理論を組み立てて、仮説検証ができる環境にあります。開発メンバーの技術レベルも高いので、ちゃんと理論立て、実験を繰り返し、実物や結果を見た上で判断し、メンバーの意見も素直に受け入れる素地があります。やらされ感をもって開発を行っている人はいないと思います。
(Nさん)高い技術目標はありますが、とても楽しんで開発ができる環境だと思います。みんなお互い協力を惜しみませんし、困ったことがあればSlackなどですぐにフォローし合う環境です。進める上で自分だけに閉じこもって悩むこともありません。
(Kさん)もちろんスタートアップなので常日頃、開発方針は変わります。ただ計画を修正するに至ってもきちんとミーティングして、理論立ててやっています。そうした意味で、コミュニケーションはきちんと取れている方だと思います。方針はよく変わりますが、修正しましょう、方針が変わったので、ここを目標にしましょう、というのは常に議論をして、みんな腹落ちした上で進めるようにしています。
開発の根底を支える、Elephantech Wayの存在
(Nさん)Elephantech Wayはどれもこれもすごいなと思いますが、特に「Speak Up(声を上げよう)」が気に入っています。常日頃、相手に対して直した方が良いと思う点は伝えますし、自分の方でも直さなければいけない点は直していこうと思っています。このWayのような指針がないと「あの人はああいう人だから」で終わりがちですが、エレファンテックはとても意見が言いやすいと思います。Elephantech Wayは部内のミーティングでも度々振り返り、みんなで意見を言い合って、すり合わせを行っています。気づかないところで、カルチャーに沿って結果的には行動していたな、と思う場面もありますね。
(Kさん)好きなElephantech Wayは「Fail Fast(早く失敗しよう)」です。私自身は失敗をすごく大事にしています。開発は試行錯誤の繰り返しなので、会社として「Fail Fast」を推奨されているのは、仕事の進め方に大きく違いがでます。はっきりと「Fail Fast」が明文化されていることで自信をもって失敗できるのは、開発のしやすさに繋がっているといえます。
また、前職では隣のチームが何をやっているか分からないというのがありましたが、今はそういうのが基本ありません。情報の透明性も非常に高く、Slackを見れば各部署の状況が分かりますし、聞けばすぐ答えてくれる。よくあるのが、他の部署で困っていることがあるのを見ると、自分たちのチームの知見が活かせるのではないか、と情報交換をオープンにできるのも大きいです。これにより開発が進めやすくなりますので。会社の課題をみんなで解決しているような場面は多いですね。
(Nさん)情報がオープンだからか、普段東京にいますが、名古屋工場の方とのコミュニケーションについても心理的なハードルがあると感じたことはありません。Slackで普段やりとりをしているので、拠点関係なく相談もしやすいです。
(Kさん)まさに。自分の意見を通したいということではなく、より良い開発に繋げたい、可能な限り良いものにしたいという思いが根底にあるので、いろんな人の意見を聞きたいと自分は考えていますし、相手もそう思っているというのが分かるので、お互い自信をもって意見をいえるところはあります。Elephantech Wayが個々人に浸透していて、腹落ちして理解できているんだろうなと日々思います。
(Nさん)エレファンテックの特徴は、営業チームが本当に優秀な点です。技術に対する理解がとても高く、普段のコミュニケーションにおいても、とても勉強されているのが分かるので逆にこちらが圧倒されるときもあります。
(Kさん)「作りきれば売れる」というのを感じますね。こちらが頑張らなければな、と身が引き締まる思いですし、期待に応えたいと思っています。営業の方がエレファンテックの技術とお客様の製品をきちんと理解されているので、ちゃんと交渉をして、その試作やプロセス開発で無理難題がでてこないんです。技術的にハードな試作はもちろんありますが、相互に譲り合って調整したりして。「お客様に良いものを出す」という目標に目線があっているといえるでしょう。そこを媒介しているのはElephantech Wayの「Best For The Company(会社にとってのベストを探そう)」ですね。自分の部署だけでなく、単に技術の目線だけ、営業だけの目線だけで考えている訳ではない。「Best For The Company」をお互いが理解できているので、お互いに頑張ろう、仕事をしようという目線が揃っているといえます。
今後実現したいところ
(Nさん)入社したモチベーションとして、ピュアアディティブ法により製造した基板が入った最終製品を自分で買いたい、という思いがあるのでその目標に向けてやはり進んでいきたいです。量産品に取り入れられ、どんどん市場に商品が供給されるのはとても楽しみです。
(Kさん)私も家電量販店にある製品に自分たちの作った物が入るのは嬉しいですね。
(Nさん)そうですよね。開発に関していうと、私は元々めっきの会社にいたこともありめっき工程を担当してきましたが、いろんなめっきの使い方やエレファンテックで培った知見を様々な人に伝えていきたいと考えています。教えることは自分自身の成長の機会にもなりますし、教えられた人の技術レベルが上がれば、チーム全体のボトムアップにもなるので。実際、社内でも実験結果を一覧表にまとめて発表するなどしていますが、すごく喜ばれますね。そうした社内の技術伝承もやっていきたいです。
(Kさん)私はあらゆる回路基板をピュアアディティブ法で作りたいです。FPCやリジッドに限らず、金属の微細な配線が施されている製品はたくさんありますので(タッチパネルのセンサーや5Gアンテナ回路など)。そうした新しい開発は一人だけ技術や能力が高くても行えるものではありません。やはりチームの力は大切ですし、チームの開発速度を最大化できるためにはどうすべきかを考えることが一人一人に求められます。そのためにも自分にできることにはどんどん挑戦してみたいです。自分がバックアップに回ったとしても、他の方の開発速度が進むのであれば大いに手伝う。そうした働き方を進めたいと思っています。