エレファンテックの 「SustainaCircuits」FPC、OMデジタルソリューションズの交換レンズに量産採用
エレファンテック株式会社(本社:東京都中央区、以下、エレファンテック)は、低環境負荷プリント基板製造技術「SustainaCircuits」のFPCが、OMデジタルソリューションズ株式会社(本社:東京都八王子市、以下、OMデジタルソリューションズ)の製品に初めて量産採用されたことをお知らせいたします。
今回採用されたのは、同社が2025年9月27日に発売したPROグレード交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8 IS PRO」のスイッチ部です。今回の採用はエレファンテックとOMデジタルソリューションズとの初の取引として、当社技術が新たな分野で認められた重要な一歩となります。
当社の「SustainaCircuits」は、独自の製造プロセスにより、従来の基板製造と比較し、水の使用量、化学物質、およびCO2排出量を大幅に削減できる※ 低環境負荷プリント基板製造技術です。
この環境性能を持つ基板が、高い信頼性が求められる光学機器の分野で採用されたことは、当社の技術がサステナビリティと性能を両立できることを示すものです。
製品概要と採用内容
製品名 | M.ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8 IS PRO |
製品カテゴリ | PRO グレード交換レンズ |
発売日 | 2025年9月27日 |
採用企業 | OMデジタルソリューションズ |
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本レンズのスイッチ部にFPCを採用 | 採用された「SustainaCircuits」技術によるFPC |
OMデジタルソリューションズご担当者様からのコメント
OMデジタルソリューションズは、環境方針の1つとして、環境負荷の低減、汚染の予防、持続的な資源の利用、気候変動の緩和と適応、生物多様性の保護といった環境課題の解決に向けて、製品・サービス、事業活動を通じて環境負荷を削減することを掲げています。「SustainaCircuits」はこの方針に応えて頂ける技術です。
今後の展望
OMデジタルソリューションズとエレファンテックは、今回のレンズへの「SustainaCircuits」の導入を契機として、今後の PRO レンズシリーズをはじめ、光学機器や電子モジュールの設計においても、持続可能な基板技術の活用と展開を共に推進してまいります。