こんにちは、しみけんです。
本日はエレファンテックの P-Flex🄬 を使ったデモ品の DRUMPAD についてです。
ワークショップが終わり、しみけんはエレファンテックでハプティクスの研究を行なっていました。
ハプティクスというのは、振動を与えることによってまるで何か別のものを触ってるんじゃないか、などの感覚を引き起こす技術です。触覚フィードバックとも言われています。
その研究をしていた中で、半分遊びのような感じで生まれたのがこの DRUMPAD です。
(1)DRUMPAD とはどんな特長があるのか
DRUMPAD は「音を触れる楽器」として生まれました。また大きな透明タッチセンサーの P-Flex🄬 を使っています。見た目がクリアですごくかっこいい物になったなと思います。
また、タッチセンサーにハプティクスを組み合わせている理由は、タッチセンサーなどでスイッチを作った場合「オン/ オフ」のフィードバックがないため、様々な方法でフィードバックをする必要が出てきます。
振動を伝えることでフィードバックを与える方法を「ハプティクス」と言います。その研究をしている中で作られた「DRUMPAD」がこちらになります。
(2)DRUMPAD はどんなものに応用できそうか
DRUMPAD のハプティクスフィードバックは、タッチセンサーを使ったスイッチの“押し心地“を振動で表現することに応用できます。
個人的な応用だとデスクトップミュージック環境で使われるコントローラーの押す部分に設置して、どんな音がどのくらいの音量かを触ることも可能そうだなと思います。
もはや家や車の壁に設置して全てのスイッチをタッチセンサーにして DRUMPAD を応用すれば、ものすごく内装のスッキリした家や車が完成したりしそうです!色々な可能性があって応用できたら嬉しいです。
しみけん
動画より
DRUMPAD はエレファンテックのP-Flex🄬を使った楽器です。
音を触ることができる楽器です。12種類の様々な音を触覚で楽しむことができます。
大きな透明タッチセンサー(P-Flex🄬)タッチしやすく、透明度も高い基板です。
振動で人に触覚を伝える「ハプティクス」の研究の一つの形です。