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AWS SageMakerのセミナーに行ってきた

Amazonの機械学習のプラットフォーム AWS SageMaker のセミナーがあったので参加してきました。 場所は目黒のAWS Loft Tokyo、セミナー等が開かれる部屋以外にコワーキングスペースもあり開放的な空間です。 参加した目的 エレファンテック独自の基板の製法には原材料の削減などの多くのメリットがありますが、一方でデメリットとして、無電解銅めっきという方法で導体(銅)を作るためにムラが発生しやすいなど安定性の問題があります。 現在は人の目でロットごとのめっきの品質を確認していますが、これを機械学習によって自動化できないかというアイデアは以前から社内にあり、SageMakerでそもそも実現できそうか/できるとしてどれくらい簡単に実現できるかを確認しようと思い参加しました。エレファンテックのソフトウェアエンジニアの数は決して多くないので、インフラの構築から学習・運用までを少ないリソースで実現できるかは重要なポイントでした。 セミナーの内容 セミナーは大きく分けて座学とハンズオンの二部構成でした。ハンズオンに関しては開発者ガイドに近い内容だと思いますので省略して、座学編の内容 […]

Embedded Technology West 2019 / 組込み総合技術展 関西 でお待ちしております!

エレファンテックは下記日程で開催されるEmbedded Technology West 2019(ET-WEST2019) / 組込み総合技術展 関西に出展いたします。 この展示会は西日本地域最大の組み込み技術の総合展で、関西圏・西日本地域の電子機器メーカの設計者様や開発者様向けに、デバイス・電子部品・IoT機器・ソフトウェア等の展示が行われます。昨年も大阪を中心とした近畿圏の企業の方々が来展されました。 環境に優しいピュアアディティブ®法 エレクトロニクス産業は非常に環境負荷の高い産業であるなか、エレファンテックのフレキシブル基板のピュアアディティブ®法は、廃液量も大幅に削減した、環境に優しくコストも大幅に低減可能な製法です。 Embedded Technology West 2019 では、このピュアアディティブ®法で製造されたフレキシブル基板 P-Flex🄬 、およびウェアラブル用FPCとして活用できる P-Flex🄬 の応用製品を展示いたします。 量産のご相談も承りますので、ぜひ弊社ブースにお立ち寄りください。皆様のお越しをお待ちいたしております。 展示会詳細 Embedded […]

JPCA Show 2019(第49回国際電子回路産業展)

JPCA Show 2019は、電子回路・実装技術などの総合的な展示会です。エレファンテックでは、西展示棟アトリウム内(A-007)のテーマ展示「基板の新たな可能性を探る」において「3D成形回路 インモールドエレクトロニクス基板」を二ソール様と共催で展示いたします。 インモールドエレクトロニクス向け3D成形回路(技術展示品)   展示会詳細 JPCA Show 2019(第49回国際電子回路産業展) 会 期:2019年6月5日(水)~7日(金) 会 場:東京ビックサイト 西展示棟アトリウム内(A-007) URL :http://www.jpcashow.com/show2019/index.html 皆様のお越しをお待ちいたしております!

【フレキシブル基板にチャレンジ!】新3Dプリンター編[2]:監視カメラ

【フレキシブル基板にチャレンジ】シリーズ とは エレファンテック技術ブログ新企画、東工大の学生が初めてフレキシブル基板を使って、実際に電子工作する試行錯誤のレポートをお届けします。 電卓編、ロボットアーム編に続き、次のシリーズとして新3Dプリンター編のスタートです。今後ともよろしくお願いします! ご挨拶 どうも、高橋です。 前回ちょっとだけ触れた、Raspberry Piを用いた監視カメラについてのお話です。基板の話は一回も出てこないけど…   3Dプリントにおけるモニターの意味 悲しいことに、3Dプリンターにはエラーがつきものです。原因としてはプレートの水平の調整をしていなかったとか、フィラメントが切れたとか、あるいは違うフィラメントの設定で送っていたとか…そういうミスがあると、印刷が途中で止まってしまったり、あるいは最初の方でフィラメントがプレートからめくれあがってノズルに絡みついてもうぐちゃぐちゃ…なんてことも。 印刷に15時間かかるモノをセットして意気揚々と帰宅、翌日確認しに来てみたら… △15時間かけて作ったゴミ   人間がずっと張 […]

プリント基板の新たな製造技術で7兆円市場に挑む

【メディア掲載紹介】日経ビジネス:プリント基板の新たな製造技術で7兆円市場に挑む

日経ビジネス「フロントランナー 創造の現場」のシリーズに『プリント基板の新たな製造技術で7兆円市場に挑む』というタイトルでエレファンテックに関する記事が掲載されました。 記事では、業界の常識にとらわれない安全で低コストでしかも環境負荷が少ないエレファンテック独自の製造技術が紹介されています。 メディア掲載一覧 メディア記事に掲載された記事を読む

機械系エンジニアはどんな仕事?

機械系エンジニアはどんな仕事?

 エレファンテックでは現在フレキシブル基板のプロセス開発、装置設計やその他の新規プロセス開発に協力をしてくださる方を募集しております。この記事では募集職種のうち、機械系エンジニアの仕事をよりフランクにお伝えしようと思います。  機械系エンジニアは製造設備やジグの設計、製作を主に行っています。仕様の作成から始め、保守まで一連の工程をすべて行っています。人数は少ないですが、全工程にわたって欠かせない役割を担っています。まあ言ってしまえば設備に関する何でも屋さんといったイメージです。  社内に機械加工設備はほぼありませんので、基本的には既存部品の組み合わせで制作していきます。また、外注も活用して部品を作成したり、丸ごと発注したりします。細かい部品は社内のレーザーカット装置を使って制作したりもします。  またエレファンテックではスマートファクトリーの導入が進んでおり、センシングや制御すべき項目も多いです。そういったエレクトロニクス関連との連携をうまくとりながら作業を進めていく部分も多く、電気的な知識もあると便利です。  プロセス側から大まかな要望を聞き、細かい仕様を詰め、現場の意見を聞きながら […]

LEDで光の画を描いた作品

段ボールに電子回路を印刷してLEDで光の画を描いた作品の紹介 – 岡室健さん

2018年11月27日 WeWork ギンザシックス にて Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ- を開催いたしました。 このイベントでは新しい回路素材の展示や、それから生まれるデザインについてのプレゼンテーションを行い、”電子機器のデザインが変わる可能性” を実際に体験して頂きました。 『LEDで光の画を描いた作品』 デザイナーの岡室健さんから、SILVER NANO INK(電気が通るインク)が刷られている段ボールのキャンバス回路上にLEDで光の画を描いた作品をご紹介頂きました。 『アナログを感じる段ボールに、光るという面白い点の素材を組み合わせることで、新しい表現や新しい可能性が作れないかと思って作ったプロダクトキットになります。』 動画より (岡室) 岡室と申します。 デザイナーです。よろしくお願いします。 実は竹尾さんと一緒に作っているものとしての一つでもあります。 最初にインクを紙に刷り始めたころからずっとお付き合いさせていただいて、やっと段ボールに刷れるようになってきました。 これはどういう […]

【フレキシブル基板にチャレンジ!】新3Dプリンター編[1]:導入

【フレキシブル基板にチャレンジ】シリーズ とは エレファンテック技術ブログ新企画、東工大の学生が初めてフレキシブル基板を使って、実際に電子工作する試行錯誤のレポートをお届けします。 電卓編、ロボットアーム編に続き、次のシリーズとして新3Dプリンター編のスタートです。今後ともよろしくお願いします! 次の記事 >>  こんにちは。高橋です。 ところで皆さん、こんな記事があったことをご存知でしょうか? 【フレキシブル基板にチャレンジ!】電卓編番外[9]:3Dプリンター導入 この子、壊れました。   何が悪かったのか ぶっちゃけ原因がよくわからなかったのですが、とりあえず壊れたファームウェアの書き換えができなくなってしまいました。フレームは生きていたのでボードだけ買って入れ替えてみたのですが、なぜかZ軸が入れ替わって認識されたりリミットスイッチが機能しなかったりと散々だったので泣く泣く廃棄処分と相成りました。 実際のところフレームやキャリッジの支持部分がガタガタで印刷に失敗することも多々あり、もう少しちゃんとしたものが欲しいという思いもありました…。 新入りはこの子 AN […]

ERATO 川原万有情報網プロジェクト:Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ-

YouTube再生リスト:FPC P-Flex® 伸縮する基板

エレファンテックでは、動画での情報発信を行っており似たようなテーマの動画を集めた再生リストを作成しています。今回は再生リスト「FPC P-Flex® 伸縮する基板」の動画を紹介します。 この再生リストにはエレファンテックの伸縮基板に関する動画が4本含まれています。フレキシブル基板の素材自体は伸縮できないのに、エレファンテックの伸縮基板はどうして伸縮することができるのか?…を解き明かします!? 関連記事も併せてご覧頂けるとより理解が深まります。 (動画1)天の川切り紙構造による伸縮基板 本来はフレキシブル基板は伸びることはできませんが、レーザーカッターを使用し天の川切り紙構造の手法と組み合わせることで伸縮する基板を実現可能にしました。動画では実際にLEDを実装したまま基板が伸縮する様子がご覧になれます。 (動画2)180度折りのための巴型切り紙回路 N字に似た 巴型のカットラインを入れることで(配線部に)折り目を付けず180度折りができる切り紙回路を紹介します。動画の中で硬い板を180度折りする具体的な説明箇所が特にわかりやすいと思います! (動画3)伸びる基板:Fu […]

【フレキシブル基板にチャレンジ!】ロボットアーム編[6]:回路設計リベンジ

【フレキシブル基板にチャレンジ】シリーズ とは エレファンテック技術ブログ新企画、東工大の学生が初めてフレキシブル基板を使って、実際に電子工作する試行錯誤のレポートをお届けします。 電卓編の次のシリーズとして新たにロボットアーム編のスタートです。引き続きよろしくお願いします!  << 前の記事 挨拶 こんにちは、平野です。フレキシブル基板にチャレンジシリーズ、引き続きロボットアームを作っていきます。 今回はまたしても基板の再設計をします。悲しいです。 前回↓ 【フレキシブル基板にチャレンジ!】ロボットアーム編[5]:機体設計リベンジ 前回までのあらすじ ロボットアームの関節部分にフレキシブル基板を使いたい!と考えてバネ型の基板を設計してみたところ、P-Flex🄬 の製造仕様を満たしていませんでしたとさ。再設計!! というわけで 基板の再設計をしていきます! 前回との変更点 前回設計した基板との変更点を挙げていきます。 まず、前回設計したアーム部分の基板がこちら。 今回、せっかく基板を作り直すので関節部分の曲げ方式以外もいろいろと変更してみました。一つずつ紹介していきます。 […]

第8回IoT/M2M展

第8回IoT/M2M展(西9-15)でお待ちしています。

エレファンテックは4月10日(水)~12日(金) 東京ビッグサイトで開催される第8回IoT/M2M展(第28回 Japan IT Week【春】前期内)に出展いたします。 組込システム開発技術展は、自動車・輸送機器、家電、AV機器、OA機器、精密機器、娯楽・ゲーム機器、通信・モバイル機器、FA機器、工業制御機器、医療機器などのメーカーの設計者・開発者の皆様が多数来場する展示会です。 弊社ブース(西9-15)では、弊社フレキシブル基板の展示、応用製品例として、3D成型回路、透明静電容量式タッチセンサー等を展示予定です。 弊社製品に対するご質問、試作・量産に向けたご相談も承りますので、ぜひ弊社ブースへお立ち寄りください。皆様のお越しをお待ちいたしております! Elephantech will be participating in the IoT/M2M Expo to be held at Tokyo Big Sight, from Wednesday 10th to Friday 12th of April. During the trade fair, products using […]

ロボットアーム

【フレキシブル基板にチャレンジ!】ロボットアーム編[5]:機体設計リベンジ

【フレキシブル基板にチャレンジ】シリーズ とは エレファンテック技術ブログ新企画、東工大の学生が初めてフレキシブル基板を使って、実際に電子工作する試行錯誤のレポートをお届けします。 電卓編の次のシリーズとして新たにロボットアーム編のスタートです。引き続きよろしくお願いします!  << 前の記事 次の記事 >>  挨拶 こんにちは、高橋です。 今回は機体設計リベンジ編です。ところでrevengeっていうのは私怨による報復行動らしいですね。   前回のあらすじ 前回はフレキシブル基板をバネのように曲げてみたのですが、曲げ耐久が保証できないのでこの曲げ方式は使えないことに。 よって別の曲げ方式を採用することになり、応じてロボットアーム自体も設計が変更になりました。 あと今まで何個か危うい点があったのでその辺をまとめて修正。   サーボ新調 以前の機体で何故ギアを使っているのか疑問に思った方もいたのではないでしょうか。記事の方では一切触れずに進めてきましたが… その理由は、採用していたサーボモーターSG90のトルク不足です。ただこれは決してSG90が […]

ERATO 川原万有情報網プロジェクト:Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ-

ERATO 川原万有情報網プロジェクト:Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ-

2018年11月27日 WeWork ギンザシックス にて Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ- を開催いたしました。 このイベントでは新しい回路素材の展示や、それから生まれるデザインについてのプレゼンテーションを行い、”電子機器のデザインが変わる可能性” を実際に体験して頂きました。 ERATO 川原万有情報網プロジェクトの作品 ERATO 川原万有情報網プロジェクトの作品のうち Elephantech が関わらせて頂いた作品の展示と紹介をしていただきました。 『折り紙ロボット(180度折)』『くねくねロボット(ひらむしロボット)』などの、フレキシブル基板 P-Flex® を利用したERATO 川原 万有情報網 プロジェクトによる「Origami Robots with Flexible Circuit Sheets」と題した研究デモ発表は、シンガポールで開催されたACM UbiComp 2018において Best Demo Award を受賞しました。 ▶ P-Flex® を利用した「Ori […]

【インタビュー】製造工程で出る廃液、廃材が非常に少ないです。– 樋口智昭さん

【インタビュー】製造工程で出る廃液、廃材が非常に少ないです。– 丸文株式会社 樋口智昭さん

2019年1月にビッグサイトで開催された第5回ウェアラブル展では、丸文株式会社ブースでもElephantechの展示をして頂きました。この展示物の前で、丸文株式会社の樋口智昭さんに Elephantech 製品のP-Flex® のどこに魅力を感じて頂けたのか、そして、丸文株式会社 × Elephantech で今後どういう展開を期待されているか、などのお話を伺いました。 インタビュー (市川) こんにちは、Elephantech の市川です。 本日は第5回ウェアラブル展に来ております。 弊社の製品を取り扱っていただいている丸文さんのブースにお邪魔しております。 こちらはご担当されている樋口さんです。 (樋口) 丸文株式会社の樋口と申します。 (市川) よろしくお願いします。 (樋口) よろしくお願いします。 (市川) さっそくですが、まずは簡単に丸文さんのご紹介をお願いいたします。 (樋口) 丸文株式会社は1844年に創業しておりまして、非常に古い会社でございます。 さまざまな事業を新たに立ち上げて、今に至っています。 現在は半導体、大きなシステムといったものを中心に事業を始め […]

機械屋さんから見るフレキシブル基板

機械屋さんから見るフレキシブル基板

 初めまして。エレファンテック株式会社の安江です。普段は機械系製造技術エンジニアとして製造設備の設計、制作、管理をしております。  さて、弊社のブログを見ている方はおおよそ電気屋さん、特に基板設計者の方だと思います。ですがフレキシブル基板の特性を生かすためには機械設計との連携が不可欠です。  そんなわけで機械屋さんから見たフレキシブル基板のお話をしたいと思います。 1.フレキシブル基板のメリット、デメリット  何度か当ブログでも出ていますが、ざっくりと定性的にリジッド基板と比べた場合のメリット、デメリットを列挙してみます。 ・メリット   薄い。軽い。小さい。曲がる。部品点数が減る。 ・デメリット  弱い。高い。多層化が難しい。許容電流が小さい。  この中で機械屋さんが気を付けるべきなのは曲がる、弱いというところでしょうか。特に曲がるという事はいろいろ応用が利きます。基板を収めるスペースの確保が楽になりますし、可動部分をまたいで一枚の基板を使う、曲がった、あるいは曲げられる製品を作ることもできます。 2.曲げる!  というわけで基板を曲げて配置してみましょう。  注意しなければならない […]

PaperTorch (デザインby nendo)

PAPER TORCH(ペーパー・トーチ):Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ-

2018年11月27日 WeWork ギンザシックス にて Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ- を開催いたしました。 このイベントでは新しい回路素材の展示や、それから生まれるデザインについてのプレゼンテーションを行い、”電子機器のデザインが変わる可能性” を実際に体験して頂きました。 『PAPER TORCH(ペーパー・トーチ)』 『PAPER TORCH(ペーパー・トーチ)』とは、ソフトバンク株式会社が運営する消費者参加型プラットフォーム「+Style」、デザインオフィスnendo、エレファンテック(旧:AgIC)株式会社、株式会社竹尾の4社共同による、丸めると光る!電子回路入りのペーパー懐中電灯です。 今回は株式会社竹尾の三瀬さんより『PAPER TORCH(ペーパー・トーチ)』の紹介や、経緯、などをお話しして頂きました。会場ではテーブルでの展示のほか、ランプのようにぶらさげても展示されていました。 PAPER TORCHが誕生するまでの苦労話も、興味深いものでした。 動画より (三瀬) 株式会社 […]

フレキシブル基板(FPC)伸縮性する基板

伸びる基板:Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ-

2018年11月27日 WeWork ギンザシックス にて Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ- を開催いたしました。 このイベントでは新しい回路素材の展示や、それから生まれるデザインについてのプレゼンテーションを行い、”電子機器のデザインが変わる可能性” を実際に体験して頂きました。 『伸びる基板』 『伸びる基板』とは、フレキシブル基板とレーザーカッターを使用し切り絵(切り紙)の手法と組み合わせることで、伸縮する基板を実現したものです。イベントでは『天の川構造を用いた伸縮性LEDランプ』『巴型構造を用いた伸縮性LEDランプ』『伸縮基板を使った筋電などを計る電極』などを展示し、伸びる基板の特長の説明や開発経緯の紹介をしました。 動画より (岩船) この2つは天の川構造といって、七夕の(飾り)でよく用いられている縦のカットが入った構造になっていてそれによって伸びるようになっています。 一番奥のものは、私たちが巴型と呼んでいるものです。 こちらの(天の川の)カットとは違って、平面的になりやすいのですが伸ばす […]

フレキシブル基板

【フレキシブル基板にチャレンジ!】ロボットアーム編[4]:基板曲げ

【フレキシブル基板にチャレンジ】シリーズ とは エレファンテック技術ブログ新企画、東工大の学生が初めてフレキシブル基板を使って、実際に電子工作する試行錯誤のレポートをお届けします。 電卓編の次のシリーズとして新たにロボットアーム編のスタートです。引き続きよろしくお願いします!  << 前の記事 次の記事 >>  挨拶 こんにちは。高橋です。久しぶりに基板関係の記事を書きます。 今回は、仕様には気を付けましょうという話です。 基板を曲げるのだ 今回使う薄型P-Flex®(ベース:50µmPETフィルム)における耐屈曲性の参考データとして、屈曲半径R=5mmでの2000万回の屈曲試験を経て動作試験に合格したとの旨が記されています。 また、同ページによると最小曲げ半径の参考データとしてR=0.5mmという値もあります。ただこれは1回折り目を付ける際のデータであり、この半径で何回も曲げられるというわけではないことに留意してください。 …まあよくわかんないけど行けるっしょ! 何も考えず基板を型に嵌め、ヒートガンで加熱して冷ませばこの通り。 社員のTさん […]

エレファンテック ゾウコレクション ゾウの置物

ベトナム土産のゾウの置物です。 弊社のゾウグッズの仲間入りをしました。

基板などを作る際、不要な部分の銅を削る製造法からインクジェットで必要なところにだけ銅を使用することで、大幅なムダを削減。プロセスが短くなり、コストが低下、さらに大量に捨てていた銅やそれから生じる有害な廃液なども低減し、環境問題にも寄与している。

【メディア掲載紹介】週刊アスキー ASCII STARTUP:ハードウェアスタートアップを製造から支援するStartup Factory

Startup Factory Meetupの記事が『ハードウェアスタートアップを製造から支援するStartup Factory』として週刊アスキー ASCII STARTUPに掲載されました。 Startup Factory Meetupは、スタートアップと製造業などの連携強化を図るために2018年12月に行われたもので、その中の「Startup Factory参画事業者によるスタートアップ支援」の事業者ピッチで弊社代表 清水が登壇し 「エレファンテックの新しい基板製造技術は、コスト削減だけでなく、使用する銅が少なくまた廃液などの削減を実現し環境問題にも貢献できる」 と弊社の紹介をしました。 『続いて登壇したのはエレファンテック 代表取締役社長 清水信哉氏。同社はインクジェットでエレクトロニクス製品を作ることを世界で初めて実用化した企業で、基板などを作る際、不要な部分の銅を削る製造法からインクジェットで必要なところにだけ銅を使用することで、大幅なムダを削減。プロセスが短くなり、コストが低下、さらに大量に捨てていた銅やそれから生じる有害な廃液なども低減し、環境問題にも寄与している。   […]

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