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「エレファンテック」の記事
エレファンテックに関する、話題やお知らせです。
エレファンテック 10周年のお知らせ
エレファンテックはこのたび、創業から10周年を迎えました。 当社は、2014年1月6日、東京都文京区本郷の小さなビルから清水(現:代表取締役社長)と杉本(現:取締役 Co-Founder)の2人によって、エレファンテックの前身である「AgIC」を創業しました。(1) 2017年9月に社名を現在の「エレファンテック」に変更し、独自の低炭素プリント基板製造技術を開発し、現在に至っています。 創業以来その実用化に向けて努力を重ね6年に及ぶ基礎研究を経て、2020年に量産に成功し、これにより当社の技術は世界市場でも着実に採用されつつあります。 皆様からの温かい応援や励ましに深く感謝申し上げます。今後も、引き続きご期待にお応えできるよう、更なる成長と発展に努めてまいります。これからもエレファンテックをどうぞよろしくお願い申し上げます。 みずほ銀行様より、エレファンテックのロゴのプリザーブドフラワーを10周年のお祝いとして頂戴いたしました。心より御礼申し上げます。 (1) 【Elephantech Story :1】エレファンテックの歩み
【Elephantech Story :1】エレファンテックの歩み
黎明期(2014 – 2015) エレファンテックの歴史は2014年1月6日文京区本郷の小さなビル(70平米くらい)で、清水(現社長)と杉本(現副社長)の2人でAgICを創業したことからはじまります。当初は銀のナノ粒子を含んだ特殊な導電性インクを使ってホビーや教育用の製品やAgICプリンタ開発をしながら技術開発を行いつつ色々な応用を模索していました。 撮影中の清水 ピュアアディティブ法を生み出す(2015後半 – 2017) その後、同じく本郷のビル(200平米くらい)に引っ越し、現在のP-Flex®の基礎となる技術を開発しました。めっきを組み合わせる技術が生まれたのは、清水の机の上の水槽実験からだったそうです。 技術開発を重ね「純粋に形成したい部分にだけ選択的に物質を積層していく」という独自製法(※)を生み出し、これをピュアアディティブ法と命名しました。ピュアアディティブ法により、製造工程を少なくし生産を高速化することで製造コスト・リードタイム・環境負荷削減が実現しました。(※)特許第6300213号 取得済 2017年7月には、フレキシブル基板のブランド名を […]
【デザイナーインタビュー】Elephantech Way ポスターへの想い
エレファンテックではCulture-based Management(カルチャーに基づいた組織運営)を目標にしています。そして同じ価値観を共有するために、カルチャーを Elephantech Way という9つの行動規範にまとめています。 このたび、そんな Elephantech Way のメッセージをビジュアライズしたポスターを制作しました。 ポスターデザインを手掛けたインハウスデザイナー(およびデータチェックエンジニア)の綱田に、このポスターデザインへの想いなどを聞きました。 クリックで pdf版をご覧いただけます。 Elephantech Wayの成り立ち まずElephantech Wayの成り立ちから説明すると、Elephantech Wayの前身として会社で定めた「Mission&Values」というものがありました。 当時のミッションは「新たな製造技術を作りグローバルスタンダードとし世界を前進させる」というもので、それを実現するためのバリュー(価値観)として、自分たちのあるべき働き方というのを、そのときすでにいくつか掲げていました。 それをベースに、社内外の業務や […]
【インタビュー】杉山葉子先生に伺う「産業医の視点からのエレファンテック」
エレファンテックでは「社員ひとりひとりが健康であることや職場が過ごしやすい安全で安心な環境であることが会社にとっても生産性をあげる」ウェルネスの観点から、産業医の杉山先生の指導のもと健康や社内の安全管理の取り組みを進めています。 杉山先生は、企業への健康安全管理指導に加え、メンタル不調、セルフケア、ラインケアに関する健康相談行うなど、Well-beingを目指した「健康を通して人と組織を活性化していく」活動をされている産業医です。今回は杉山先生に、産業医の視点からのエレファンテックについてお話を伺いました。 杉山先生のエレファンテックへの安全衛生の関わりについて教えてください。 毎月の安全衛生委員会への参加のほか、社内の作業環境などの見回りや、業務で扱っている化学薬品について毒性の解説やどういう影響があるのか(どういう疾病が引き起こされるか)などの説明および適切な保管指導をしています。 安全衛生面で気が付いたことなどや改善点の指摘をしたりすることもありますが(エレファンテックの)対応のはやさや行動力に感心しています。 エレファンテックについてどのような印象をお持ちでしょうか。 職場の印 […]
【AMC名古屋】AMC名古屋ファサードデザイン
AMC名古屋ファサードの照明が設置されました。 AMC名古屋の開所に合わせ、私たちエレファンテックデザインチームは昨年より工場のデザイン計画を進めてきました。 ファサードのデザインについては株式会社エムテド様が担当し、更に施工アドバイザーとして株式会社AXIS様にもご協力をいただきました。 この場を借りて、改めてお礼申し上げます。 デザインを進める上で、他でもないエレファンテックの世界観を体現するエントランスとはどのようなものか、様々な側面から考え、最終的にミニマルな色面構成に落とし込みました。 そもそもの壁色の白も塗り直して、コーポレートカラーである瑠璃紺を鮮やかに際立たせるとともに、直線的な表現で、清潔で信頼感のある印象を目指しました。 世界の産業を変えるという野心を抱き、そして野心的であるからこそ、質実・誠実な企業を目指す、エレファンテックという企業の量産拠点にふさわしいファサードになったのではないかと思います。 昨年末から塗装工事が始まり、今回こちらの照明がついたことで、一通りのデザイン施工計画が完了したことになります。 エレファンテックロゴの看板にはスポットライトが当たるよう […]
取材撮影と、使用した実装QFPサンプルの先行紹介
先日某業界紙の取材と撮影がありました。3月の下旬から4月くらいに記事掲載される予定とのことです。 当日はカメラマンのリクエストに応えて、先日の記者会見でも使いましたバックパネルの前や、印刷機・めっき装置・本社外壁エレファンテックロゴの前などで撮影が行われました。その中からFPC P-Flex® を持った撮影中の清水のようすをご紹介します。 清水が手に持っているのはFPC P-Flex® の実装が施されたQFPサンプルです。 もう少し、近くで撮影した画像をご紹介しましょう。 この基板(基材:ポリイミド)は0.5㎜ピッチQFPが搭載可能なパターン形成となっており、FPCコネクタと接続できる、多様でフレキシブルな使用環境を想定した実装サンプル基板です。 32 ビット・マイクロコントローラ ( 48pin TQFP )を搭載し、USBからの信号情報や充電状態をLEDを発光させながら制御する基板をモチーフにしました。 高品質なはんだ印刷、部品搭載を実現させる為、t=0.5㎜のFR-4補強板を基材裏側に貼り合わせてあります。 新聞に掲載される記事には、取材で撮影していただいたどのカ […]
【Elephantech Story :2】舞台裏からみた記者会見レポート
2019年11月14日13時『エレファンテック、18億円の資金調達を行い大型量産実証拠点設立へ』のプレスリリース配信と同時にエプソンスクエア丸の内に於いて、共同記者会見が開催されました。 今回は舞台裏からみた(広報として初めて体験した)記者会見のレポートを書いてみたいと思います。 新しいものづくりの力で、持続可能な世界を作る プレスリリース配信と同タイミングで始まった記者会見では先ず、登壇した5社(エレファンテック株式会社、セイコーエプソン株式会社、三井化学株式会社、住友商事株式会社、タカハタプレシジョン株式会社)のプレゼンテーションから始まりました。 弊社代表清水は「新しいものづくりの力で、持続可能な世界を作る」をテーマにし、エレファンテックの技術が環境負荷削減に貢献していることや、今後の取り組みなどの内容でのプレゼンテーションを行いました。 詳細については下記動画をぜひご覧ください。 垣間見た記者魂 記者会見に出席したメディアは18社。 プレゼンテーション後に行われた質疑応答タイムでは、メディアの方々がこぞって挙手をし、フレキシブル基板の技術や今後の量産に向けての展開など熱心な質問 […]