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機械系エンジニアはどんな仕事?
エレファンテックでは現在フレキシブル基板のプロセス開発、装置設計やその他の新規プロセス開発に協力をしてくださる方を募集しております。この記事では募集職種のうち、機械系エンジニアの仕事をよりフランクにお伝えしようと思います。 機械系エンジニアは製造設備やジグの設計、製作を主に行っています。仕様の作成から始め、保守まで一連の工程をすべて行っています。人数は少ないですが、全工程にわたって欠かせない役割を担っています。まあ言ってしまえば設備に関する何でも屋さんといったイメージです。 社内に機械加工設備はほぼありませんので、基本的には既存部品の組み合わせで制作していきます。また、外注も活用して部品を作成したり、丸ごと発注したりします。細かい部品は社内のレーザーカット装置を使って制作したりもします。 またエレファンテックではスマートファクトリーの導入が進んでおり、センシングや制御すべき項目も多いです。そういったエレクトロニクス関連との連携をうまくとりながら作業を進めていく部分も多く、電気的な知識もあると便利です。 プロセス側から大まかな要望を聞き、細かい仕様を詰め、現場の意見を聞きながら […]
段ボールに電子回路を印刷してLEDで光の画を描いた作品の紹介 – 岡室健さん
2018年11月27日 WeWork ギンザシックス にて Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ- を開催いたしました。 このイベントでは新しい回路素材の展示や、それから生まれるデザインについてのプレゼンテーションを行い、”電子機器のデザインが変わる可能性” を実際に体験して頂きました。 『LEDで光の画を描いた作品』 デザイナーの岡室健さんから、SILVER NANO INK(電気が通るインク)が刷られている段ボールのキャンバス回路上にLEDで光の画を描いた作品をご紹介頂きました。 『アナログを感じる段ボールに、光るという面白い点の素材を組み合わせることで、新しい表現や新しい可能性が作れないかと思って作ったプロダクトキットになります。』 動画より (岡室) 岡室と申します。 デザイナーです。よろしくお願いします。 実は竹尾さんと一緒に作っているものとしての一つでもあります。 最初にインクを紙に刷り始めたころからずっとお付き合いさせていただいて、やっと段ボールに刷れるようになってきました。 これはどういう […]
【フレキシブル基板にチャレンジ!】新3Dプリンター編[1]:導入
【フレキシブル基板にチャレンジ】シリーズ とは エレファンテック技術ブログ新企画、東工大の学生が初めてフレキシブル基板を使って、実際に電子工作する試行錯誤のレポートをお届けします。 電卓編、ロボットアーム編に続き、次のシリーズとして新3Dプリンター編のスタートです。今後ともよろしくお願いします! 次の記事 >> こんにちは。高橋です。 ところで皆さん、こんな記事があったことをご存知でしょうか? 【フレキシブル基板にチャレンジ!】電卓編番外[9]:3Dプリンター導入 この子、壊れました。 何が悪かったのか ぶっちゃけ原因がよくわからなかったのですが、とりあえず壊れたファームウェアの書き換えができなくなってしまいました。フレームは生きていたのでボードだけ買って入れ替えてみたのですが、なぜかZ軸が入れ替わって認識されたりリミットスイッチが機能しなかったりと散々だったので泣く泣く廃棄処分と相成りました。 実際のところフレームやキャリッジの支持部分がガタガタで印刷に失敗することも多々あり、もう少しちゃんとしたものが欲しいという思いもありました…。 新入りはこの子 AN […]
YouTube再生リスト:FPC P-Flex® 伸縮する基板
エレファンテックでは、動画での情報発信を行っており似たようなテーマの動画を集めた再生リストを作成しています。今回は再生リスト「FPC P-Flex® 伸縮する基板」の動画を紹介します。 この再生リストにはエレファンテックの伸縮基板に関する動画が4本含まれています。フレキシブル基板の素材自体は伸縮できないのに、エレファンテックの伸縮基板はどうして伸縮することができるのか?…を解き明かします!? 関連記事も併せてご覧頂けるとより理解が深まります。 (動画1)天の川切り紙構造による伸縮基板 本来はフレキシブル基板は伸びることはできませんが、レーザーカッターを使用し天の川切り紙構造の手法と組み合わせることで伸縮する基板を実現可能にしました。動画では実際にLEDを実装したまま基板が伸縮する様子がご覧になれます。 (動画2)180度折りのための巴型切り紙回路 N字に似た 巴型のカットラインを入れることで(配線部に)折り目を付けず180度折りができる切り紙回路を紹介します。動画の中で硬い板を180度折りする具体的な説明箇所が特にわかりやすいと思います! (動画3)伸びる基板:Fu […]
【フレキシブル基板にチャレンジ!】ロボットアーム編[6]:回路設計リベンジ
【フレキシブル基板にチャレンジ】シリーズ とは エレファンテック技術ブログ新企画、東工大の学生が初めてフレキシブル基板を使って、実際に電子工作する試行錯誤のレポートをお届けします。 電卓編の次のシリーズとして新たにロボットアーム編のスタートです。引き続きよろしくお願いします! << 前の記事 挨拶 こんにちは、平野です。フレキシブル基板にチャレンジシリーズ、引き続きロボットアームを作っていきます。 今回はまたしても基板の再設計をします。悲しいです。 前回↓ 【フレキシブル基板にチャレンジ!】ロボットアーム編[5]:機体設計リベンジ 前回までのあらすじ ロボットアームの関節部分にフレキシブル基板を使いたい!と考えてバネ型の基板を設計してみたところ、P-Flex🄬 の製造仕様を満たしていませんでしたとさ。再設計!! というわけで 基板の再設計をしていきます! 前回との変更点 前回設計した基板との変更点を挙げていきます。 まず、前回設計したアーム部分の基板がこちら。 今回、せっかく基板を作り直すので関節部分の曲げ方式以外もいろいろと変更してみました。一つずつ紹介していきます。 […]
第8回IoT/M2M展(西9-15)でお待ちしています。
エレファンテックは4月10日(水)~12日(金) 東京ビッグサイトで開催される第8回IoT/M2M展(第28回 Japan IT Week【春】前期内)に出展いたします。 組込システム開発技術展は、自動車・輸送機器、家電、AV機器、OA機器、精密機器、娯楽・ゲーム機器、通信・モバイル機器、FA機器、工業制御機器、医療機器などのメーカーの設計者・開発者の皆様が多数来場する展示会です。 弊社ブース(西9-15)では、弊社フレキシブル基板の展示、応用製品例として、3D成型回路、透明静電容量式タッチセンサー等を展示予定です。 弊社製品に対するご質問、試作・量産に向けたご相談も承りますので、ぜひ弊社ブースへお立ち寄りください。皆様のお越しをお待ちいたしております! Elephantech will be participating in the IoT/M2M Expo to be held at Tokyo Big Sight, from Wednesday 10th to Friday 12th of April. During the trade fair, products using […]
【フレキシブル基板にチャレンジ!】ロボットアーム編[5]:機体設計リベンジ
【フレキシブル基板にチャレンジ】シリーズ とは エレファンテック技術ブログ新企画、東工大の学生が初めてフレキシブル基板を使って、実際に電子工作する試行錯誤のレポートをお届けします。 電卓編の次のシリーズとして新たにロボットアーム編のスタートです。引き続きよろしくお願いします! << 前の記事 次の記事 >> 挨拶 こんにちは、高橋です。 今回は機体設計リベンジ編です。ところでrevengeっていうのは私怨による報復行動らしいですね。 前回のあらすじ 前回はフレキシブル基板をバネのように曲げてみたのですが、曲げ耐久が保証できないのでこの曲げ方式は使えないことに。 よって別の曲げ方式を採用することになり、応じてロボットアーム自体も設計が変更になりました。 あと今まで何個か危うい点があったのでその辺をまとめて修正。 サーボ新調 以前の機体で何故ギアを使っているのか疑問に思った方もいたのではないでしょうか。記事の方では一切触れずに進めてきましたが… その理由は、採用していたサーボモーターSG90のトルク不足です。ただこれは決してSG90が […]
ERATO 川原万有情報網プロジェクト:Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ-
2018年11月27日 WeWork ギンザシックス にて Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ- を開催いたしました。 このイベントでは新しい回路素材の展示や、それから生まれるデザインについてのプレゼンテーションを行い、”電子機器のデザインが変わる可能性” を実際に体験して頂きました。 ERATO 川原万有情報網プロジェクトの作品 ERATO 川原万有情報網プロジェクトの作品のうち Elephantech が関わらせて頂いた作品の展示と紹介をしていただきました。 『折り紙ロボット(180度折)』『くねくねロボット(ひらむしロボット)』などの、フレキシブル基板 P-Flex® を利用したERATO 川原 万有情報網 プロジェクトによる「Origami Robots with Flexible Circuit Sheets」と題した研究デモ発表は、シンガポールで開催されたACM UbiComp 2018において Best Demo Award を受賞しました。 ▶ P-Flex® を利用した「Ori […]
【インタビュー】製造工程で出る廃液、廃材が非常に少ないです。– 丸文株式会社 樋口智昭さん
2019年1月にビッグサイトで開催された第5回ウェアラブル展では、丸文株式会社ブースでもElephantechの展示をして頂きました。この展示物の前で、丸文株式会社の樋口智昭さんに Elephantech 製品のP-Flex® のどこに魅力を感じて頂けたのか、そして、丸文株式会社 × Elephantech で今後どういう展開を期待されているか、などのお話を伺いました。 インタビュー (市川) こんにちは、Elephantech の市川です。 本日は第5回ウェアラブル展に来ております。 弊社の製品を取り扱っていただいている丸文さんのブースにお邪魔しております。 こちらはご担当されている樋口さんです。 (樋口) 丸文株式会社の樋口と申します。 (市川) よろしくお願いします。 (樋口) よろしくお願いします。 (市川) さっそくですが、まずは簡単に丸文さんのご紹介をお願いいたします。 (樋口) 丸文株式会社は1844年に創業しておりまして、非常に古い会社でございます。 さまざまな事業を新たに立ち上げて、今に至っています。 現在は半導体、大きなシステムといったものを中心に事業を始め […]
機械屋さんから見るフレキシブル基板
初めまして。エレファンテック株式会社の安江です。普段は機械系製造技術エンジニアとして製造設備の設計、制作、管理をしております。 さて、弊社のブログを見ている方はおおよそ電気屋さん、特に基板設計者の方だと思います。ですがフレキシブル基板の特性を生かすためには機械設計との連携が不可欠です。 そんなわけで機械屋さんから見たフレキシブル基板のお話をしたいと思います。 1.フレキシブル基板のメリット、デメリット 何度か当ブログでも出ていますが、ざっくりと定性的にリジッド基板と比べた場合のメリット、デメリットを列挙してみます。 ・メリット 薄い。軽い。小さい。曲がる。部品点数が減る。 ・デメリット 弱い。高い。多層化が難しい。許容電流が小さい。 この中で機械屋さんが気を付けるべきなのは曲がる、弱いというところでしょうか。特に曲がるという事はいろいろ応用が利きます。基板を収めるスペースの確保が楽になりますし、可動部分をまたいで一枚の基板を使う、曲がった、あるいは曲げられる製品を作ることもできます。 2.曲げる! というわけで基板を曲げて配置してみましょう。 注意しなければならない […]
PAPER TORCH(ペーパー・トーチ):Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ-
2018年11月27日 WeWork ギンザシックス にて Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ- を開催いたしました。 このイベントでは新しい回路素材の展示や、それから生まれるデザインについてのプレゼンテーションを行い、”電子機器のデザインが変わる可能性” を実際に体験して頂きました。 『PAPER TORCH(ペーパー・トーチ)』 『PAPER TORCH(ペーパー・トーチ)』とは、ソフトバンク株式会社が運営する消費者参加型プラットフォーム「+Style」、デザインオフィスnendo、エレファンテック(旧:AgIC)株式会社、株式会社竹尾の4社共同による、丸めると光る!電子回路入りのペーパー懐中電灯です。 今回は株式会社竹尾の三瀬さんより『PAPER TORCH(ペーパー・トーチ)』の紹介や、経緯、などをお話しして頂きました。会場ではテーブルでの展示のほか、ランプのようにぶらさげても展示されていました。 PAPER TORCHが誕生するまでの苦労話も、興味深いものでした。 動画より (三瀬) 株式会社 […]
伸びる基板:Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ-
2018年11月27日 WeWork ギンザシックス にて Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ- を開催いたしました。 このイベントでは新しい回路素材の展示や、それから生まれるデザインについてのプレゼンテーションを行い、”電子機器のデザインが変わる可能性” を実際に体験して頂きました。 『伸びる基板』 『伸びる基板』とは、フレキシブル基板とレーザーカッターを使用し切り絵(切り紙)の手法と組み合わせることで、伸縮する基板を実現したものです。イベントでは『天の川構造を用いた伸縮性LEDランプ』『巴型構造を用いた伸縮性LEDランプ』『伸縮基板を使った筋電などを計る電極』などを展示し、伸びる基板の特長の説明や開発経緯の紹介をしました。 動画より (岩船) この2つは天の川構造といって、七夕の(飾り)でよく用いられている縦のカットが入った構造になっていてそれによって伸びるようになっています。 一番奥のものは、私たちが巴型と呼んでいるものです。 こちらの(天の川の)カットとは違って、平面的になりやすいのですが伸ばす […]
【フレキシブル基板にチャレンジ!】ロボットアーム編[4]:基板曲げ
【フレキシブル基板にチャレンジ】シリーズ とは エレファンテック技術ブログ新企画、東工大の学生が初めてフレキシブル基板を使って、実際に電子工作する試行錯誤のレポートをお届けします。 電卓編の次のシリーズとして新たにロボットアーム編のスタートです。引き続きよろしくお願いします! << 前の記事 次の記事 >> 挨拶 こんにちは。高橋です。久しぶりに基板関係の記事を書きます。 今回は、仕様には気を付けましょうという話です。 基板を曲げるのだ 今回使う薄型P-Flex®(ベース:50µmPETフィルム)における耐屈曲性の参考データとして、屈曲半径R=5mmでの2000万回の屈曲試験を経て動作試験に合格したとの旨が記されています。 また、同ページによると最小曲げ半径の参考データとしてR=0.5mmという値もあります。ただこれは1回折り目を付ける際のデータであり、この半径で何回も曲げられるというわけではないことに留意してください。 …まあよくわかんないけど行けるっしょ! 何も考えず基板を型に嵌め、ヒートガンで加熱して冷ませばこの通り。 社員のTさん […]
【メディア掲載紹介】週刊アスキー ASCII STARTUP:ハードウェアスタートアップを製造から支援するStartup Factory
Startup Factory Meetupの記事が『ハードウェアスタートアップを製造から支援するStartup Factory』として週刊アスキー ASCII STARTUPに掲載されました。 Startup Factory Meetupは、スタートアップと製造業などの連携強化を図るために2018年12月に行われたもので、その中の「Startup Factory参画事業者によるスタートアップ支援」の事業者ピッチで弊社代表 清水が登壇し 「エレファンテックの新しい基板製造技術は、コスト削減だけでなく、使用する銅が少なくまた廃液などの削減を実現し環境問題にも貢献できる」 と弊社の紹介をしました。 『続いて登壇したのはエレファンテック 代表取締役社長 清水信哉氏。同社はインクジェットでエレクトロニクス製品を作ることを世界で初めて実用化した企業で、基板などを作る際、不要な部分の銅を削る製造法からインクジェットで必要なところにだけ銅を使用することで、大幅なムダを削減。プロセスが短くなり、コストが低下、さらに大量に捨てていた銅やそれから生じる有害な廃液なども低減し、環境問題にも寄与している。 […]
【フレキシブル基板にチャレンジ!】ロボットアーム編[3]:回路設計
【フレキシブル基板にチャレンジ】シリーズ とは エレファンテック技術ブログ新企画、東工大の学生が初めてフレキシブル基板を使って、実際に電子工作する試行錯誤のレポートをお届けします。 電卓編の次のシリーズとして新たにロボットアーム編のスタートです。引き続きよろしくお願いします! << 前の記事 次の記事 >> 挨拶 こんにちは、平野です。 今回からロボットアームの回路設計のおはなしをしていきたいと思います。 なんだか長くなってしまいそうなので、複数回にわたって更新して行く予定です。 はじめに ロボットアーム編の初回でもちょっと触れましたが改めて。 前回の電卓編では、電卓の基板や配線、さらにはキーボード部分をフレキシブル基板で作ってみました。 しかし、電卓には本来可動部というものがありません。本来は! そこで今回の企画は、ロボットアームという動くものに対してフレキシブル基板を使っていきます! アームの関節という、大きく曲がる部分にどのようにフレキシブル基板を実装するのか…?チャレンジしてみたいと思います! まずは制御基板をつくろう 思わせぶりな書き出しからフレキ […]
Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ- (1)
11月27日 WeWork ギンザシックス にて Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ- を開催いたしました。 この展示会では”電子機器のデザインが変わる可能性”を体験頂くと同時に、併せて新しい回路素材とそれから生まれるデザインのプレゼンテーションを行いました。実際に企画や開発に携わった方々によるお話は大変興味深いものでした。それぞれのプロダクトについての詳細は、あらためてご紹介する予定です。 『PAPER TORCH(ペーパー・トーチ)』 『PAPER TORCH(ペーパー・トーチ)』とは、ソフトバンク株式会社が運営する消費者参加型プラットフォーム「+Style」、デザインオフィスnendo、プリンテッドエレクトロニクスの新たな応用先を探るエレファンテック(旧:AgIC)株式会社、株式会社竹尾の4社共同による、丸めると光る!電子回路入りのペーパー懐中電灯です。 株式会社竹尾の三瀬さんより『PAPER TORCH(ペーパー・トーチ)』の紹介をして頂きました。会場ではテーブルでの展示のほか、ランプのようにぶ […]
【フレキシブル基板にチャレンジ!】ロボットアーム編[2]:機体設計
【フレキシブル基板にチャレンジ】シリーズ とは エレファンテック技術ブログ新企画、東工大の学生が初めてフレキシブル基板を使って、実際に電子工作する試行錯誤のレポートをお届けします。 電卓編の次のシリーズとして新たにロボットアーム編のスタートです。引き続きよろしくお願いします! << 前の記事 次の記事 >> 挨拶 こんにちは。高橋です。 今回はロボットアームの設計についての話です。ぶっちゃけこの記事丸ごと基板関係ねえんじゃねえの、と思う方もできれば踏み止まっていただきたいです。 構造について 前回の記事で述べた通り、今回は垂直多関節ロボットを作ります。 垂直多関節ロボットとは多関節ロボットの構造の一種です。 ロボットアームと聞いてまず思い浮かべるような形状ですね。 △こういうの 設計の上で地味に面倒だったのが歯車の設計ですね。 設計にはAutodesk社のinventorという3DCADを使っているのですが、inventor君の歯車設計ツールがこれまた非常に使いづらく… そもそも歯車の設計は初めてだったのでそこでも手古摺ったのですが、それ以上にinvento […]