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2019年2月の記事

【インタビュー】製造工程で出る廃液、廃材が非常に少ないです。– 樋口智昭さん

【インタビュー】製造工程で出る廃液、廃材が非常に少ないです。– 丸文株式会社 樋口智昭さん

2019年1月にビッグサイトで開催された第5回ウェアラブル展では、丸文株式会社ブースでもElephantechの展示をして頂きました。この展示物の前で、丸文株式会社の樋口智昭さんに Elephantech 製品のP-Flex® のどこに魅力を感じて頂けたのか、そして、丸文株式会社 × Elephantech で今後どういう展開を期待されているか、などのお話を伺いました。 インタビュー (市川) こんにちは、Elephantech の市川です。 本日は第5回ウェアラブル展に来ております。 弊社の製品を取り扱っていただいている丸文さんのブースにお邪魔しております。 こちらはご担当されている樋口さんです。 (樋口) 丸文株式会社の樋口と申します。 (市川) よろしくお願いします。 (樋口) よろしくお願いします。 (市川) さっそくですが、まずは簡単に丸文さんのご紹介をお願いいたします。 (樋口) 丸文株式会社は1844年に創業しておりまして、非常に古い会社でございます。 さまざまな事業を新たに立ち上げて、今に至っています。 現在は半導体、大きなシステムといったものを中心に事業を始め […]

機械屋さんから見るフレキシブル基板

機械屋さんから見るフレキシブル基板

 初めまして。エレファンテック株式会社の安江です。普段は機械系製造技術エンジニアとして製造設備の設計、制作、管理をしております。  さて、弊社のブログを見ている方はおおよそ電気屋さん、特に基板設計者の方だと思います。ですがフレキシブル基板の特性を生かすためには機械設計との連携が不可欠です。  そんなわけで機械屋さんから見たフレキシブル基板のお話をしたいと思います。 1.フレキシブル基板のメリット、デメリット  何度か当ブログでも出ていますが、ざっくりと定性的にリジッド基板と比べた場合のメリット、デメリットを列挙してみます。 ・メリット   薄い。軽い。小さい。曲がる。部品点数が減る。 ・デメリット  弱い。高い。多層化が難しい。許容電流が小さい。  この中で機械屋さんが気を付けるべきなのは曲がる、弱いというところでしょうか。特に曲がるという事はいろいろ応用が利きます。基板を収めるスペースの確保が楽になりますし、可動部分をまたいで一枚の基板を使う、曲がった、あるいは曲げられる製品を作ることもできます。 2.曲げる!  というわけで基板を曲げて配置してみましょう。  注意しなければならない […]

PaperTorch (デザインby nendo)

PAPER TORCH(ペーパー・トーチ):Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ-

2018年11月27日 WeWork ギンザシックス にて Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ- を開催いたしました。 このイベントでは新しい回路素材の展示や、それから生まれるデザインについてのプレゼンテーションを行い、”電子機器のデザインが変わる可能性” を実際に体験して頂きました。 『PAPER TORCH(ペーパー・トーチ)』 『PAPER TORCH(ペーパー・トーチ)』とは、ソフトバンク株式会社が運営する消費者参加型プラットフォーム「+Style」、デザインオフィスnendo、エレファンテック(旧:AgIC)株式会社、株式会社竹尾の4社共同による、丸めると光る!電子回路入りのペーパー懐中電灯です。 今回は株式会社竹尾の三瀬さんより『PAPER TORCH(ペーパー・トーチ)』の紹介や、経緯、などをお話しして頂きました。会場ではテーブルでの展示のほか、ランプのようにぶらさげても展示されていました。 PAPER TORCHが誕生するまでの苦労話も、興味深いものでした。 動画より (三瀬) 株式会社 […]

フレキシブル基板(FPC)伸縮性する基板

伸びる基板:Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ-

2018年11月27日 WeWork ギンザシックス にて Future of Intelligent Material 展 -電子デバイスの未来のカタチ- を開催いたしました。 このイベントでは新しい回路素材の展示や、それから生まれるデザインについてのプレゼンテーションを行い、”電子機器のデザインが変わる可能性” を実際に体験して頂きました。 『伸びる基板』 『伸びる基板』とは、フレキシブル基板とレーザーカッターを使用し切り絵(切り紙)の手法と組み合わせることで、伸縮する基板を実現したものです。イベントでは『天の川構造を用いた伸縮性LEDランプ』『巴型構造を用いた伸縮性LEDランプ』『伸縮基板を使った筋電などを計る電極』などを展示し、伸びる基板の特長の説明や開発経緯の紹介をしました。 動画より (岩船) この2つは天の川構造といって、七夕の(飾り)でよく用いられている縦のカットが入った構造になっていてそれによって伸びるようになっています。 一番奥のものは、私たちが巴型と呼んでいるものです。 こちらの(天の川の)カットとは違って、平面的になりやすいのですが伸ばす […]

フレキシブル基板

【フレキシブル基板にチャレンジ!】ロボットアーム編[4]:基板曲げ

【フレキシブル基板にチャレンジ】シリーズ とは エレファンテック技術ブログ新企画、東工大の学生が初めてフレキシブル基板を使って、実際に電子工作する試行錯誤のレポートをお届けします。 電卓編の次のシリーズとして新たにロボットアーム編のスタートです。引き続きよろしくお願いします!  << 前の記事 次の記事 >>  挨拶 こんにちは。高橋です。久しぶりに基板関係の記事を書きます。 今回は、仕様には気を付けましょうという話です。 基板を曲げるのだ 今回使う薄型P-Flex®(ベース:50µmPETフィルム)における耐屈曲性の参考データとして、屈曲半径R=5mmでの2000万回の屈曲試験を経て動作試験に合格したとの旨が記されています。 また、同ページによると最小曲げ半径の参考データとしてR=0.5mmという値もあります。ただこれは1回折り目を付ける際のデータであり、この半径で何回も曲げられるというわけではないことに留意してください。 …まあよくわかんないけど行けるっしょ! 何も考えず基板を型に嵌め、ヒートガンで加熱して冷ませばこの通り。 社員のTさん […]

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